老年
<生理的特長>
脳の老化
50歳から脳の萎縮が始まる
流動性知能:記憶力は20歳代がピーク
結晶性知能:総合判断力、40歳まで増強
的確な判断;想像力、統合力、理解力→老化で低下しない
老化で低下しない=記銘力、想起力、見当識の低下
総合判断できない:認知症
加齢との関連 脳の萎縮→思考能力・運動機能の低下=器質性精神障害
・認知症と生理的物忘れ
生理的物忘れ:日常一時的に一部分の忘れ
認知症:社会生活が営めなくなり、進行性、人格の変化が認められる。
・加齢と物忘れ
女性:物忘れが多い
男性:90歳以上でも認知機能の上昇
老齢者:汗ばむ程度の運動3ヶ月で認知機能の上昇
有酸素運動:体力増強、狭心症の予防
・感覚機能の老化
視力:40歳以降 老眼、水晶体がレンズとしての調整力の低下
白内障→水晶体の混濁→更なる視力の低下
視野の狭窄・暗化
聴力:高音域からの聴力低下
嗅覚:加齢で低下 男性に比べて女性は保持しやすい
アルツハイマー病、脳疾患、慢性副鼻腔炎、薬の有害作用で低下
味覚:老化→塩味を感じる能力の低下→濃い味付け→塩分の取りすぎ→高血圧...