B5―応用微生物実験Ⅲ

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    目的 アミノ酸発酵の端緒となったのは自然界から分離した微生物(Corynebacterium glutamicum)が特殊な条件化でグルタミン酸を生産するという発見である. 今回の実験では微生物によるグルタミン酸生成がどのようにして成立しているのかを実際に体験する.
    概要 一般に微生物は炭素源と窒素源と無機塩類及びビタミン等の栄養要求物質を含む培地と酸素を与え,温度やpHを適切に制御すると良く生育する.本実験では微生物としてグルタミン酸生成能を有する微生物を用いて実験を行う.微生物の液体培養における生育の観察を行うと共に,培養条件を変化させるとグルタミン酸を生産することを確認する.
    材料・器具・試薬
    〈仕様菌株〉
    〈培地〉
    シード培地(液体、pH8.0)
    グルコース 50 g/l 30 g/l 1 g/l 0.4 g/l 0.01 g/l 0.01 g/l Vitamin B1・HCl 200 μg/l Biotin 30 μg/l 豆濃 0.48g 窒素/l g/l →培地2ml/L字試験管 →滅菌(115℃、10分)
    メイン培地(生育培地、液体、pH8.0)組成はシード培地と同...

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