1.湖や池の氷(真水氷)と海氷の違いは何か?それぞれの生成の仕方を説明せよ。
真水は0℃で凍るが、海水は−1.8℃にならないと凍らない。そして真水は0℃になればなったところから凍るが海水は上から下まで−1.8℃にならないと凍らない。そのため海が凍る際には塩分の薄いところから凍っていく。
海氷には真水氷にはない不純物(栄養塩類など)が含まれている、氷に閉じ込められた塩分濃度の高いものをブラインと呼ぶ。
海の氷の出来方、−1.8℃状態で核となるものがあれば、それを中心にして、海の中で氷晶(氷の結晶)が出来る。それが集まって氷泥というシャーベットのような状態になる。次の段階はニラスという厚さ10cm以下の薄い、弾力はあるが外側は硬い氷になる。
寒冷圏の科学
目次
1.湖や池の氷(真水氷)と海氷の違いは何か?それぞれの生成の仕方を説明せよ。
2.オホーツク海は流氷南限の海として知られているが、千島列島を挟んで太平洋側は凍らないが、なぜオホーツク海だけ凍るのだろうか?オホーツク海が凍る理由、凍るための重要な条件は何か?
3.凍る海、氷点下の海には生き物が住んでいるのだろうか?住んでいるとすればどのように住んでいるのか?そこにはどのような世界があるのか?
1.湖や池の氷(真水氷)と海氷の違いは何か?それぞれの生成の仕方を説明せよ。
真水は0℃で凍るが、海水は-1.8℃にならないと凍らない。そして真水は0℃になればなったと...