テスト対策; 重要ポイント(東洋史)(2010年)

閲覧数2,389
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 30ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    科目試験に合格した暗記用の重要ポイントです。個人利用だったため形式のばらつきや多少変な言い回しがある点はご了承下さい。多くの重要ポイントを短期間で確認・習得したい方にお勧めです。
    30のポイントを収録してこの価格!手間を考えればおトクです!

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    サファヴィー教団時代の統治
    サファヴィー朝成立の200年ほど前、14世紀初頭からはサファヴィー
    教団時代とされる。サファヴィー教団は教主の指導により神の真の姿
    を知ることを最終目的として修業するイスラーム神秘主義教団のひと
    つであり、信者に対しては清貧を旨とする生活を標榜しつつ、教団資
    金源確保のため土地ビジネスによる富財に奔走した。また、自らに敵
    対する政治的勢力に軍事的手法で対決する「戦う教団」としての性格
    を帯びていった。
    教団はトルコ系遊牧民の戦力を軍事的に取り込むため教説を説き、イ
    スマーイール時代には「キジルバシ的シーア主義」を確立、十二人イ
    マーム派を王朝の宗教(国教)とする宣言をし、これをベースにスンナ
    派への憎しみや呪術的宗教義礼の信仰も推進しそれをもって統治し
    た。十二人イマーム派は、イマーム(預言者ムハンマドの娘婿アリー
    とその子孫11人)に備わる神秘的な超能力で順に指導を受け、最後
    の12人目がいずれこの世の救
    世主として出現すると考える救世主信仰(メシニズム)であり、イス
    マーイール自身をその救世主であるとされた。イスマーイール率いる
    キジルバシは東方に向かい...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。