巻き貝綱(腹足類)
☆形態的特徴
①(外套に包まれた内蔵塊)は(石灰質の貝殻)により保護。
ウミウシ亜綱などでは、(貝殻は退化的)で(外套中に埋存か全く消滅)。
②進化の過程で(後方の外套や腔)に位置していた(肛門や鰓)などの器官が
(前部に移動)し、(主要構造は全て前部に集中)した。
この移動は(体の前後軸)に対して(内蔵部が180°回転)することによるもので、
(内蔵部や神経のねじれ構造)を伴う。
③(貝殻の螺旋巻き)は(軸柱という殻の周囲)に形成。
貝殻の(内部の容積を確保)しつつ、(小型化するための適応現象)。
④軸柱は、(体軸の鉛直方向)に対して(左右どちらにも傾いている)ため、
(体を逆の方)に寄せて(左右の平衡)を保つ。
そのため(左右に広がっていた外套腔の片側が消失)し、(鰓や腎臓など)の
(対をなしていた内臓器官の一方)が(退化または消失)している場合が多い。
⑤貝殻は(結晶構造を異にする(2つの石灰質の層)と、
(その表面を覆う殻皮層)からなる。
殻の内層は(外套表面の全体の上皮から分泌)。
その他の部分は主に(外套縁辺部から分泌)、(殻口...