適応、不適応の心理的規制、またそれから引き起こされる特徴的行動について説明せよ。
A適応について
我々人間には様々な環境の中で人それぞれ生活をしている。その環境はまた様々であり常に一定ではなく変化している。その環境に応じた行動をとらなければ我々人間は生きてはいけない。その環境に自分の行動を合わせて順応する事が生きていく上では大切だと感じる。適応とは生きて行く中でその環境の条件に調和し納得した行動や態度をとる事をいう。が、人間は一方的に環境や状況に受け身的に反応しているばかりではなく、自分の欲求をある程度充たすために、その環境を意識的に変化させたり状況を変えたりもできるのだ。常に自分が環境に合わすだけでなく、環境に働きかけ自分の生活しやすいように環境を変化させるという適応の仕方も知っている。要するに我々は何らかの形で
S0105 教育心理学 設題2
(1)
周囲、状況、環境に適応していかなければ、通常の生活ができにくいという事だと思う。
もう少し詳しく考えると、順応との違いであるが、「順応能力がある、ない」とよく言われる。これは動物が保護色になったり、擬態をとったりし...