教育社会学・説題1 佛大通信

閲覧数781
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    佛大教育学

    代表キーワード

    佛教大学教育社会学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    学歴社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのかについて学力の視点から述べてください。
     先ず学歴社会は何時なぜ成立したのかを考えてみる。(p38参照)日本が学歴を重視するようになったのは明治以降のことだ。明治5年に学制が敷かれた時からだ。それ迄は封建制度のもとで、教育については士族の子弟は藩校や塾に行き、中国の四書五経や朱子学を学んだ。そこで、階級の上層に立つ身分としての心構えや教養を教えられた。しっかりと身分制度を確立していくための教育であったのだ。それに対して一般の町民や農民は近所の寺子屋に通って学んだ。そこでは市民の生活に必要な教育、すなわち生きていく為に絶対に必要な「読み」「書き」「そろばん」を習ったのだ。現在でいう国語と算数の教育だった。この2つは人間として生きていくためには欠かすことのできない学力である。
    S0106  教育社会学  設題1

     (1)

     明治以降になり、幕藩体制が崩壊して身分制度がなくなると新たな教育の改革が必要となってきた。日本はそれまでの外国と比べると相当の遅れもあった。政府は富国強兵を打ち出して、以前までのような上層...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。