幼児の基本的生活習慣のつけ方と幼児の自立について

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    資料紹介

    幼児期は、基本的生活習慣を身につける大切な時期である。基本的生活習慣とは、具体的には食事・衣服の着脱・身の周りを清潔にするなど生活に必要な活動のことである。これらの活動の習熟を支えているのは、子どもたちの意欲である。子供たちは、興味のあること、好きなこと、誉められること、認められることは喜んで学習しようとする。また、子どもは周囲の人の行動を模倣しようとする。特に、周囲の大人や年上の子供たちの行動をモデルにし、同化しようとする。以前、オーストラリアの幼稚園で2〜5才の各クラスで働いていた頃、これらを裏付ける光景を数多く目にした。
     まず、食事についてだが、2才のクラスでは、なかなかスプーンが上手く使えず、保育者が食べさせてあげることもあった。これが3才のクラスになると、ほとんどの子どもがスプーンを使って自分で食べることができるようになる。また、ここに大きな意識の違いが見られる。それは「自分で食べよう」という意識が芽生えることである。さらに、4〜5才のクラスになると、スプーンを上手く使えるのに加え、お箸を使えるようになってくる

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     幼児期は、基本的生活習慣を身につける大切な時期である。基本的生活習慣とは、具体的には食事・衣服の着脱・身の周りを清潔にするなど生活に必要な活動のことである。これらの活動の習熟を支えているのは、子どもたちの意欲である。子供たちは、興味のあること、好きなこと、誉められること、認められることは喜んで学習しようとする。また、子どもは周囲の人の行動を模倣しようとする。特に、周囲の大人や年上の子供たちの行動をモデルにし、同化しようとする。以前、オーストラリアの幼稚園で2~5才の各クラスで働いていた頃、これらを裏付ける光景を数多く目にした。
     まず、食事についてだが、2才のクラスでは、なかなかスプーンが上手く使えず、保育者が食べさせてあげることもあった。これが3才のクラスになると、ほとんどの子どもがスプーンを使って自分で食べることができるようになる。また、ここに大きな意識の違いが見られる。それは「自分で食べよう」という意識が芽生えることである。さらに、4~5才のクラスになると、スプーンを上手く使えるのに加え、お箸を使えるようになってくる。「お箸を使える子はお箸で食べてもいいよ。」と言うと、嬉しそう...

    コメント2件

    yhtkodomo 購入
    参考にさせていただきました。
    2007/09/01 22:19 (17年4ヶ月前)

    islay1755 購入
    非常にわかりやすい。
    2007/10/02 5:50 (17年3ヶ月前)

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