「自分及び周囲に見られる日本語表現や理解に関する疑問点、問題点を見つけ、その類例を集めるとともに、その原因と解決法について自分なりの見解を述べよ。」
日本語は国としては日本だけで使われている公用語である。一部、中南米やハワイなどの日本人移民のあいだでも使用が見られるが世代が下るにしたがって日本語を話さない人は多くなっている。さて、日本人で「日本語ってなんてすばらしい言語だろう。」と考えた事のある人はどれだけいるだろうか。私の周りでは正直皆無に等しかった。むしろ、「英語の方が世界に通用するからいいのでは。」と意見を言った人もいるぐらいである。国際化が進み、日本の企業において、世界を相手にビジネスをする会社は軒並み増えてきている。その企業の中で社内の公用語を英語にするといった動きが見られるほどだ。また小学校の教育においても23年度より外国語活動が本格的に開始された。そんな中、日本人として日本語すばらしさをあらためて考えるべきだと思う。当レポートでは日本語すばらしさを述べた後に今における問題点とその原因・解決策を述べていく。
1、日本語のすばらしさ まず漢字の存在である。漢字は世界の言...