社会福祉士のレポートです
福祉改革について、1990年代から今日に至るまでの動向を11項目に分けて整理する。
ゴールデンプラン策定
1989年12月、厚生省・大蔵省・自治省の3省合意により「高齢者保健福祉推進10か年戦略」(ゴールドプラン)が策定された。同プランは1999年までの10か年にわたる総合的な要介護高齢者対策であり、具体的な目標値を挙げて在宅福祉対策・施設対策・寝たきり予防対策の計画的推進を図るものであった。
1990年に「老人福祉法等の一部改正する法律」が制定され、福祉関係八法(老人福祉法、身体障害者福祉法、知的障害者福祉法、児童福祉法、母子及び寡婦福祉法、社会福祉事業法、老人保健法、社会福祉・医療...