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現代を取り巻く様々な変化や問題を受けて、学校の現場における道徳教育の重要性が説かれて久しい。そこで、道徳の時間の目標と内容、そして指導方法について再度記述し、理解することを本リポートの目的とする。
まず、道徳の時間の目標とは何であろうか。文部科学省の中学校学習指導要領の第三章「道徳」によれば、「道徳教育の目標は(中略)学校の教育活動全体を通じて,道徳的な心情,判断力,実践意欲と態度などの道徳性を養うこととする。道徳の時間においては,以上の道徳教育の目標に基づき(中略)道徳的価値及び人間としての生き方についての自覚を深め,道徳的実践力を育成するものとする。」
と定められている。ここには道徳教育の根幹を成す四つの大きな目標が込められている。
具体的には第一に、計画的、発展的に指導するという目標がある。これは道徳以外の教科や活動との関連を明確にし、生徒の発達段階などを考慮しながら道徳的価値について
計画的に指導する事である。
第二に、全体で行う道徳教育を補充、深化、統合するという目標だある。これは第一の目標でも述べたように、道徳教育は各教科や活動という全体の大きな流れのなかで行うも...