教育社会学 第1設題

閲覧数1,664
ダウンロード数7
履歴確認
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8

  • ページ数 : 8ページ
  • 会員550円 | 非会員660円

資料紹介

佛教大学 教育社会学S0106 2010年度 第一設題「学歴社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのかについて学力の視点から述べてください。」

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

「学歴社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのかについて学力の視点から述べてください。」
 学歴社会とは、「社会における社会的・職業的地位などの配分の基準として学歴が重きを占める社会」を意味する。かつて、学歴社会はあまりいいイメージをもって語られることは無かった。人間が内面的に持つ「本来の資質」を考慮せずに、うわべの「勉強ができるかどうか」だけでその人間を評価する理不尽かつ非人間的な社会として語られることが多かった。就職・昇進・結婚と関係した大学間格差の存在や、学歴による差別に対する批判はその代表的なものである。さらに、入学試験、学校管理・教育の在り方や学校外の教育産業に対する批判も多い。ただし、こうした学歴社会になってきた理由があるのだ。学歴社会の始まりは、明治時代にあたる。これまでの時代は、親の身分で子どもの進路・職業が決定した。しかし、このような身分階級に縛られた形で教育・就職が決定されるシステムはこの時代には適さなかった。なぜなら、明治初期の「富国強兵」に代表される米国へのキャッチ・アップを意図した国家目標の達成のためには、幅広い分野で相当数のリ...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。