カツオと日本人

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    資料紹介

    99年の統計を元にカツオ・鰹節の需給規模を表すと、以下のようになる。
    日本のカツオ漁獲量は28万6000トン
    7万6000トンが輸入(フィリピン 2万6000トン インドネシア 1万4000トン ソロモン 1万8000トン)
    缶詰加工用に1万5000トンが輸出される
    日本国内のカツオ供給量 34万7000トン(世界規模の1/4)
    19万1000トンが鰹節向け
    鰹節の製造量は42万4000トン
    現在鰹節生産は三つの地域に代表されている。
    静岡県 焼津
    鹿児島県 山川・枕崎
    静岡と鹿児島で全国の鰹節生産量の94%が生産されている。
    鰹節の輸入は4200トン(国内生産量の1/10)
    インドネシア2200トン ソロモン1100トンなど
    国内生産量と輸入量をあわせると鰹節の国内供給は4万2400トンとなり、一人あたり年間約330グラムの消費となる。
    カツオの肉を食すだけでなく、鰹節・削り節として各種の料理に使用したり、削り節からの、めんつゆ、料理のだし、スナック菓子の調味料といった様々な分野でカツオ私たちの口の中に形を変えて入ってきている。今回カツオをリサーチの対象に選んだのも、明治のカールの成分表を見ていて発見したからだ。鰹節の原料となるカツオは、その多くを南太平洋で年間通して漁獲し、船上で冷凍して日本の港で水揚げする。主な漁場はマーシャル諸島、ギルバート諸島、カロリン諸島、グァムやサイパンより東で赤道に近い海域。小笠原沖、台湾沖、マリアナ海域など。鰹節には脂の乗っているカツオは、乾燥食品である鰹節の場合、脂が変質の原因となってしまうので、北の海で脂が乗る前の南洋で漁獲し、良質の鰹節をつくる。実際に鰹節メーカー・めんつゆメーカーにメールで質問してみたところ、数社から返答があった。国内で水揚げされたカツオを使っているところ、南洋からの冷凍カツオを使用しているところとあったが、

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    カツオと日本人
     99年の統計を元にカツオ・鰹節の需給規模を表すと、以下のようになる。
    日本のカツオ漁獲量は28万6000トン
    7万6000トンが輸入(フィリピン 2万6000トン インドネシア 1万4000トン ソロモン 1万8000トン)
    缶詰加工用に1万5000トンが輸出される
    日本国内のカツオ供給量 34万7000トン(世界規模の1/4)
    19万1000トンが鰹節向け
    鰹節の製造量は42万4000トン
    現在鰹節生産は三つの地域に代表されている。
    静岡県 焼津
    鹿児島県 山川・枕崎
    静岡と鹿児島で全国の鰹節生産量の94%が生産されている。
    鰹節の輸入は4200トン(国内生産量の1/10)
    インドネシア2200トン ソロモン1100トンなど
    国内生産量と輸入量をあわせると鰹節の国内供給は4万2400トンとなり、一人あたり年間約330グラムの消費となる。
     カツオの肉を食すだけでなく、鰹節・削り節として各種の料理に使用したり、削り節からの、めんつゆ、料理のだし、スナック菓子の調味料といった様々な分野でカツオ私たちの口の中に形を変えて入ってきている。今回カツオをリサーチの対象に選んだの...

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