現代の社会問題のひとつ、不登校についてのまとめ
現代の子どもたちの抱える問題のひとつとして、不登校が挙げられます。文部科学省の定義によると、不登校とは、30日以上学校を欠席した(病気・経済的理由での長期欠席者を除く)状態のことを言います。この30日という数字は、1991年に50日から30日に変更されました。その年の不登校の児童数は6万7千人でしたが、2008年の学校基本調査によると12万7千人にも達しています。全児童の約3%も占めています。予備軍「心理的欠席者」も考えると、かなりの数になると思われます。このことから、少子化が進み生徒数は減少しているのに、不登校数は増加しているのがわかります。また、特に中学生の不登校率が悪化していますが、それ...