コリャードさんげろく語釈

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資料紹介

2010年度国語学演習で取り扱った内容です。
担当範囲のみの詳細調査ですが、調査法において参考になると思います。

キリシタン文献の中でも、スペイン人宣教師のコリャードが綴った「懺悔」を記録した書で、
当時の口語を研究する上でも有効となる資料です。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

~ 語釈 ~(18ぺ32行~20ぺ28行)                       広辞苑(岩波書店)/全訳古語辞典(旺文社)第五版
                   コリャード懺悔録(岩波書店)
○ 奉行(ぶぎゃう)
【広】①上命を報じて公事・行事を執行すること。また、その担当者。(徒然)
   ②武家の職名。政務を分掌して一部局を担当する者。
【古】①上の命によって事を行うこと。また、その人。(徒然)
   ②武家時代の職名。一部局の長官。
    鎌倉・室町時代は「評定衆(ひようじょうしゆう)」「引き付け衆」を、「公事(くじ)奉行人」という。
 

Ⅰ(格助詞)所有者を示す。「が」に比べ敬意をこめて使われることもある。
 Ⅱ室町時代以降の用法では並立助詞
 ①物事を並べ挙げて問題にする。
 ②ある活用語とその否定形とを重ねて上の語の意味を強める。
○せられた(せ¦られる)
 (尊敬の助動詞セルの未然形に尊敬の助動詞ラレルの付いたもの)五段動詞の未然形に接続して、極めて高い尊敬を表す。
○即ち(すなわち)(則ち)
 Ⅰ①(名)その時。即座。(万葉) 
Ⅱ①(副)即座に。た...

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