道徳の指導法2

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    教育学道徳の指導法

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    道徳の指導法07806 
    道徳教育の理論と方法
    第二分冊 
    ■「道徳の時間」の目標について具体的に説明する。
    小学校学習指導要領には「道徳の時間」の目標について、
    「道徳の時間においては、以上の道徳教育の目標に基づき、各教科、外国語活動、総合的な学習の時間及び特別活動における道徳教育と密接な関連を図りながら、計画的、発展的な指導によってこれを補充、深化、統合し、道徳的価値の自覚及び自己の生き方についての考えを深め、道徳的実践力を育成するものとする。」
    と、記載されている。これについて、具体的に説明する。
    ■まず、「計画的、発展的に指導する」という点について。
    道徳教育は各教科、外国語活動、総合的な学習の時間、特別活動など、学校の全教育活動を通じて行われる。それぞれの時間で、道徳教育の目標を達成するために出来ることがある。例えば国語では豊かな心情が、理科では自然への畏敬の念を養うことが目標とされている。だがこれら各時間の活動ばかりを頼みとすると、基本的な道徳的価値の全体を網羅的に指導することが難しくなる。そこで要となるべき道徳の時間で「計画的に、発展的に」すべてを取り上げる。年間35時間...

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