テキスト内の「図画工作科の内容と構成」(第4章)を読み、(第2章 第2節)について、【共通事項】を中心に1000字程度に大意要約せよ。
図画工作科の学習指導要領の構成は「第1」が教科目標、「第2」が各学年の目標と領域内容であり、そして共通事項に分かれている。
表現では、「表現(1)造形遊び」と「表現(2)絵・立体・工作」との2つに分けられる。「表現(1)」は材料やその形、色などに働きかけることから生まれる活動であり、「表現(2)」は、自分の表したいことを基に、これを実現していこうとする活動である。
鑑賞では、子どもが自分の感覚や体験などにもとづいて、身の回りの造形品や美術作品を見たり、それを話題にして友達と話し合ったりして鑑賞の能力を高める活動を示している。
次に共通事項について。共通事項とは表現活動と鑑賞活動、絵・立体・工作に表す活動と造形遊びとの間において共通に働く子どもの資質や能力など、指導を通してはぐくむ造形的な創造活動の基礎的能力を明確に示したものである。また評価の観点として示された、造形への関心や意欲、態度、発想や構想、創造的な技能、観賞などにも「共通して働く...