私たちが組織問題を考えるときに無意識に陥りがちな落とし穴(臆断)は、3つある(とりあえず)。
(1)ものごとの消長の原因を無意識に属人的なものに還元してしまうこと
(2)すべての人は自分の「自分らしさ」を偏差で考えているという事実を捨象してしまうこと
(3)すべての人は自分の生きてきた時間感覚を組織や社会の時間に当てはめて思考するという事実を捨象してしまうこと
3つとも個人(主観)ベースでものを考えるという点で共通している。
とくに、(1)は、ぼく自身も含めてたびたび陥る落とし穴(臆断)だ。
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私たちは組織の下向き傾向という問題に直面している。
そのとき私たちは、「...