千葉大学法経学部 経済・総合政策学科 社会保障論のレポート
近年日本における社会問題のひとつとしてニートとフリーターについてのものがある。ニートは、用語そのものの意味としては、職に就いてなく、教育を受けておらず、また職業訓練を行ってない者を示す言葉である。最近ニートとして何もしない者が増えてきていることが問題となっている。ニートの中でも職に就こうという意思のないものまで出現してきている。フリーターに関しても、フリーターであることで満足してしまい、正社員になろうとはせずに生活し続ける人も少なくない。このニートとフリーターの出現、増大によって様々な問題が生じてくる。
フリーターは会社にとって安い賃金で雇用でき、低コストにつながるが、フリーターばかりを雇っていると将来になって日本を支えていく人材を育てていくことができないということに繋がる。そういったことは今後日本全体の経済を悪化させることで再び自身のもとへダメージを及ぼすのである。中には工場で働く者は海外からの労働力に頼ってしまっているものもあるので、海外へと日本の力が吸い取られていってる状況になっている。
フリーターにとっては、自分で自由な時間を多く作れ、働きたいときに働くといった考えを...