ハイチについて
かつてフランスの植民地だったハイチは、アフリカから連れてこられた奴隷たちが、自由を求めて立ち上がったことによって建国された。しかしその後、占領、独裁政治、クーデターなど波瀾の歴史を歩み、経済や環境の荒廃が進むことになる。以前は熱帯の緑につつまれていた島も、炭を得るために木の伐採が進み、今では20年前の3%しか森が残っていない。国民の3人に2人は農業に従事しているが、雨のたびに土壌は海へと流され、土は痩せて作物の収穫が減り、子どもを学校へ送ることもままならない。そのため教育の普及が進まず、小学校に通う子どもは2人に1人と言われる。失業率70%と言われている現状では、都会に出ても安定した仕事を得ることは難しく、多くの人がスラムに住んで、その日暮らしをしている。
面積:四国の約1.5倍 人口:約867万人(2002年)
首都:ポルトー・プランス
気候:熱帯性 言語:クレオール語(大衆言語)フランス語(公用語)
宗教:ローマンカトリック(80%)プロテスタント(16%)
ハイチの子ども
ハイチについて
かつてフランスの植民地だったハイチは、アフリカから連れてこられた奴隷たちが、自由を求めて立ち上がったことによって建国された。しかしその後、占領、独裁政治、クーデターなど波瀾の歴史を歩み、経済や環境の荒廃が進むことになる。以前は熱帯の緑につつまれていた島も、炭を得るために木の伐採が進み、今では20年前の3%しか森が残っていない。国民の3人に2人は農業に従事しているが、雨のたびに土壌は海へと流され、土は痩せて作物の収穫が減り、子どもを学校へ送ることもままならない。そのため教育の普及が進まず、小学校に通う子どもは2人に1人と言われる。失業率70%と言われている現状では、都会に出ても安定した仕事を得ることは難しく、多くの人がスラムに住んで、その日暮らしをしている。
面積:四国の約1.5倍 人口:約867万人(2002年) 首都:ポルトー・プランス
気候:熱帯性 言語:クレオール語(大衆言語)フランス語(公用語)
宗教:ローマンカトリック(80%)プロテスタント(16%) 同時に80~90%がヴードゥー教
民族構成:アフリカ系黒人(95%)そ...