読書ノート(ジャーナリズムの倫理について)

閲覧数1,359
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ジャーナリズムの倫理 2010年 マイケル・クロネンウエッター ジャーナリズムの機能
    ①情報の正確な伝達②社会的事象の論評と解説③市民による議論の場の提供④社会改革への連携⑤人間社会の潤滑油としての娯楽提供
    ジャーナリズムの社会的責任とそれを保障するための各種の法的保障(日本やアメリカでの憲法上の言論の自由・報道の自由の規定や、アメリカの「シールド法」など)が今度は逆にジャーナリズムとジャーナリストにたいして大きな倫理的責任と義務を課すのは自然なことである。つまり、ジャーナリズムが世間から尊敬され、自らも先にあげた5機能を有したまともなジャーナリズムたろうとするとき決してやってはいけないことがそこから出てくるわけである。それが、権力への迎合、取材される側の人権侵害、偽情報の送出、などの禁止である。
    「やらせ」番組の社会構造 渡辺武達pp152-223
    今日と割れているのは「倫理綱領」の実践のいかんなのである。日本の場合、新聞・テレビ・雑誌・映画・ヴィデオがそれぞれに倫理綱領を持ちながら、やらせの続発に典型的に見られるように、それを単なる建前とし、実際の現場で実行できない、あるいは実行し...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。