肝硬変 看護のポイント
代償期
Ⅰ、肝機能低下からくる低栄養状態の改善に努める。 アセスメント 必要な情報 情報分析の視点 1、食欲不振の有無と程度
2、食事・飲物の内容と摂取量
3、低栄養状態
①身長、体重
②るいそうの程度
③皮膚、粘膜の状態:皮膚弾力、乾燥
④疲労感、倦怠感の有無、程度
⑤血液データ
4、食事摂取に影響する因子 1、食欲不振はないか
2、食事摂取状況はどうか
3、低栄養状態をきたしていないか
4、食事摂取に影響する因子はないか 看護診断 患者目標 ・食欲不振、タンパク質・脂質・炭水化物の代謝障害、ビタミンの貯蔵障害に関連した「栄養摂取の変調:必要摂取以下」 ・経口摂取が増加し、栄養状態が改善する。 看護計画 対策 根拠および留意点 OP 1、食欲の状態
2、食事の内容
3、食事・水分の摂取量
4、体重の変化
5、皮膚・粘膜の状態
6、倦怠感・疲労感
7、検査データ ⇒経口摂取がどの程度できているか、自覚症状や栄養状態が改善しているかを観察し、看護計画を立てる。 TP 1、食物摂取の工夫
①塩分摂取量を考慮し、患者の好みを取り入れる。
②少量の食物を数回に分けて食...