コンピュータ及びインターネットの発達と歴史と現状についてまとめ、今後のインターネットの展望について論ぜよ。
1,コンピュータの歴史
コンピュータは電気回路で計算を行うが、その主要部品を論理素子という。コンピュータの発達は論理素子の発展によるものであり、使われている論理素子の違いにより第○世代コンピュータと呼ばれている。
①第1世代コンピュータ
1946年、米国ペンシルバニア大学で当時ラジオや通信機器に使われていた真空管を論理素子に使い、ENIACと名づけられた初めてのコンピュータが作られた。真空管19,000本を使い、重量30トン、床面積450㎡である。40年代前半の大戦中に大砲の弾道計算で温度、風向き、風速を変えた膨大な量の計算が必要になり、開発が始まったものである。
②第2世代コンピュータ
1949年にベル研究所で発明されたトランジスタを論理素子に使ったコンピュータ。1958年のIBM7070等、もっぱらIBM主導である。
③ 第3世代コンピュータ
トランジスタを多数組み合わせた小型高機能回路ICを論理素子に使ったコンピュータ。1964年にIBM360が世界的にヒットした。19...