スチレンとメタクリル酸メチルの共重合

閲覧数2,294
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    スチレンとメタクリル酸メチルの共重合
    <実験目的>
    スチレンとメタクリル酸メチルの共重合実験から反応性比を求める。また、これらの実験操作を通じてラジカル重合法及び基本的な実験操作について学習することを目的とする。

    ここで共重合を考える。M1とM2の境重合を考えると、以下に示す4種類の成長反応とそれに付随する反応速度で表すことができる。

    ~M1・+M1~M1・ 、 ~M1・+M2~M2・ 、 ~M2・+M1~M1・ 、 ~M2・+M2~M2・

    v11=k11[M1・][M1] 、 v12=k12[M1・][M2] 、 v21=k21[M2・][M1] 、 v22=k22[M2・][M2]

    単独重合で用いた定常状態の考えをこの場合にも適用して、M1・とM2・のそれぞれについて定常濃度を仮定すると、M1・がM2・に変化する速度とM2・がM1・に変化する速度が等しいことになるから、

    k12[M1・][M2]=k21[M2・][M1]

    モノマーM1とM2の焼失速度はそれぞれ、

    -d[M1]/dt=k11[M1・][M1]+k21[M2・][M1] 、 -d[M2]/dt=k12[M...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。