社会調査の基礎

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    資料紹介

    資料の原本内容

    問題1
    量的調査
    調査対象の集団から、ある規模のデータを集め、その集めたデータから元の調査対象の集団の性質を統計学的に探る調査。
    統計的社会調査とも呼ばれ、統計学の手法に基づいて実施・分析される。
    質的調査と比較して、費用・時間的なコストが比較的少なく済み、社会的な現実を数値データとして示すため、データには客観性があり、全体が把握しやすい特徴がある。
    質的調査
    言語によって記述された質的データの分析を通して、現象の記述、仮説生成あるいはモデル生成を目的とする調査。
    事例的社会調査とも呼ばれ、インタビュー、アンケートの自由記述、観察記録などの手法で実施される。
    量的調査のように数値データで客観的に調べるのではなく、調査対象がそのフィールドでどのような経験や感情、認識を持っているのかを調べることを目的としている。
    調査票
    量的調査をする際に、質問文などが順序よく体系的に並べられた用紙、または小冊子を指す。
    調査票を作成する際は、言葉遣いや表現に細心の注意が必要で、先入観を持たれるようなステレオタイプな質問を避ける必要がある。またあいまい(ダブルバーレル)な質問を避けたり、世代ごとの表現等にも気をつける必要がある。
    設問にはプリコード回答法と自由回答法があるが、設問内容に応じて適切な方法を使用する。
    社会調査における倫理
    社会調査を行う上で対象者への権利擁護に配慮しなければならない。そのため、社会調査協会が社会調査倫理綱領を定めている。
    内容は、調査が科学的で客観的であること。国内・国際法規を遵守していること。対象者の自由意思で調査されること。調査対象者のプライバシーの保護。性別・人種・障害等への配慮。年少者への配慮。厳重な保管管理。等とされ、社会調査実施時の倫理的配慮の規範となっている。
    指定統計
    国や地方公共団体(都道府県、市町村)が作成する統計のうち、政策の運営等の基礎情報として特に重要なものであるため総務大臣が「指定統計」に指定したものをいう。統計法により申告義務が課せられており、55調査が指定統計となっている。
    また、国や地方公共団体が作成したその他の統計のうち財務大臣が承認を必要とするものを承認統計、財務大臣への届出が必要なものを届出統計と呼ぶ。
    問題2
    (1)統計データ (2)逐語記録
    (3)二次資料 (4)非対称
    (5)フェイスシート (6)ステレオタイプ
    (7)KJ (8)クロス
    (9)スノーボール (10)質問の明確化
    (11)パネル調査 (12)全数調査
    (13)有意抽出法 (14)ダブルバーレル
    (15)共分散 (16)留め置き調査
    (17)パーソナル (18)順序尺度
    (19)回帰係数 (20)回帰分析
    東海医療福祉専門学校                        厚生労働省指定通信教育
    学科 社会福祉科 学籍番号 氏名 レポート番号 280 科目 社会調査の基礎 課題 レポート課題

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