《下腿骨骨幹部骨折》

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    資料紹介

    下腿骨骨幹部骨折についての概要をまとめたもの

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

              
    【病態】
      骨組織が外力によってある部分の生理的連続性を断たれた状態を骨折という。
    【原因】
    直達外力…
    交通事故、重量物の落下、高所からの転落・転倒、その他による外傷、あるいはスポーツ外傷の際に発生する。屈曲骨折がほとんどで、骨幹部中央に多く骨折線をみとめ、横骨折または横骨折に近い斜骨折を示し、腓骨も折れた場合、脛骨と腓骨の骨折部位はほぼ同じ高さであるのが特徴である。その他、粉砕骨折、二重
    三重骨折などもみとめられる。
     2)介達外力…
        頻度としては直達外力によるよりも、介達外力による捻転骨折の方がはるかに多い。すなわち足部の急激な強制捻転、または足部が固定されたまま上体の捻転、転倒によって発生するもので、典型的な例はスキー滑降中の転倒によるものである。このようにして起こった捻転骨折は、その骨折線からいえば螺旋骨折を示し
        この場合脛骨は中下1/3境界部で、同時に腓骨は上1/3部で骨折するものが多い。
     3)病的骨折…
        全身性疾患あるいは局所的病変がある場合に、軽微な外力で発生する。
     4)走者骨折…
        脛骨、腓骨にみられる疲労骨折...

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