今日、大企業は社会的責任を問われる時代となった。企業に対して労働者はストライキ、消費者はボイコットという形で社会的責任を求めている。そして、三つ目に株主という立場がある。株主は会社の所有者として株主総会に議案を出すことによって、要求や勧告ができる権利と能力を持つ。私にとって株主という立場は最も馴染みがなく、もっと知りたいと思ったので株主の立場からの企業監視活動について調べることにした。
授業のVTRでアメリカの市民株主団体、Interfaith Center on Corporate Responsibility(以下ICCR)が紹介されていた。この株主団体について調べることから始めようと思う。
ICCRの活動史
ICCRは275のプロテスタント、ローマカトリック、ユダヤ教の宗教的機関投資家(教会、その資産運用団体、教会系の年金団体など)の連合で、運用資産の合計額は1100億ドルにのぼる。ICCRの基本目的は、投資を行うときに考慮する要素として、どれだけ儲かるかということよりも社会的価値を重視し、宗教的投資家としての影響力を行使して、不公正、有害な企業の政策を抑制、変更し、平和や経済的公正、あるいは神から地球を託された信徒としての義務を果たすことである。
株主の立場からの企業監視活動
今日、大企業は社会的責任を問われる時代となった。企業に対して労働者はストライキ、消費者はボイコットという形で社会的責任を求めている。そして、三つ目に株主という立場がある。株主は会社の所有者として株主総会に議案を出すことによって、要求や勧告ができる権利と能力を持つ。私にとって株主という立場は最も馴染みがなく、もっと知りたいと思ったので株主の立場からの企業監視活動について調べることにした。
授業のVTRでアメリカの市民株主団体、Interfaith Center on Corporate Responsibility(以下ICCR)が紹介されていた。この株主団体について調べることから始めようと思う。
ICCRの活動史
ICCRは275のプロテスタント、ローマカトリック、ユダヤ教の宗教的機関投資家(教会、その資産運用団体、教会系の年金団体など)の連合で、運用資産の合計額は1100億ドルにのぼる。ICCRの基本目的は、投資を行うときに考慮する要素として、どれだけ儲かるかということよりも社会的価値を重視し、宗教的投資家としての影響力を行使し...