高速液体クロマトグラフィー

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    資料紹介

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    1:高速液体クロマトグラフィーの原理、利点、欠点や装置の概要について述べよ。
     高速液体クロマトグラフィーの基本構造について、下の図を作成し、これを用いて説明する。

    図1:高速液体クロマトグラフィーの装置の基本構造
    液体クロマトグラフィーでは、まず左端のポンプ(P)で移動相(mobile phase)が右方向に送られて、試料注入部(I)、カラム(C)、検出器(D)を通って一定速度で流れる。この流れの中に試料注入部から微量注射器を(microsyringe)を用いて少量の試料溶液を短時間に注入すると、試料中の各成分はカラム中に充填された固定相(stationary phase)(あるいは、一般に充填剤(packing material)とも呼ばれる)を通過する間に分離され、カラム出口から次々と溶出(elution)される。

    カラムの両端にはフィルターが取り付けられており、カラム中の固定相が移動相によって押し出されてしまわないようになっている。また、カラム内部の一部分を拡大すると、移動相と試料物質のとは固定相粒子間のさまざまな流路を通って流れることがわかる。さらに、固定相粒子1個の断面...

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