介護に関わる全ての人が、それぞれ違う介護観を持ち合わせているものであるが、その理念や基本といったところは同じでなければならない。なぜならば、介護観はあくまでも主観的なものであることに着目したとき、例えば施設社会を構成する職員の多くに介護の理念や基本が欠けていたとすれば、それは大きな問題になりかねないからである。
【私の介護観】
介護に関わる全ての人が、それぞれ違う介護観を持ち合わせているものであるが、その理念や基本といったところは同じでなければならない。なぜならば、介護観はあくまでも主観的なものであることに着目したとき、例えば施設社会を構成する職員の多くに介護の理念や基本が欠けていたとすれば、それは大きな問題になりかねないからである。
隔離された施設内では、利用者に対してしかるべき処置や対応がなされないことが正当化されることが、しばしばある。例えば、利用者の足に打撲があったのなら、どういった経緯でその傷ができたか利用者に問って答えを見出すだけで満足せずに、貼付薬を用いて処置をするまでが良い処置...