40.ボディイメージの障害

閲覧数5,948
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ボディイメージの障害
    1 症状が生じる病態生理
    1.ボディイメージとは
    ボディイメージとは,自己概念[図1]を構成する四つの要素の一つであり,自分の体格や顔貌,身体の部分や全体の機能を知覚することで形成されるものである。
    人は誰でも他人からの刺激やブィードバックを受けながら,身体に関する理想像と現実像を織り交ぜた期待(身体期待)をスケールにして,自分が見たり触ったりして感じる身体のあり方(身体知覚)について無意識的にあれこれと評価を加えている(身体評価)。この結果産み出されるのがボディイメージなのである[図2]。
    2.ボディイメージのメカニズム
    ボディイメージの構成要素として以下の三つがあげられる。
    ・身体期待
    ・身体知覚
    ・身体評価
    したがってボディイメージは身体に関するさまざまな経験や知覚の変化をとおして次々に修正されていくの。また主観的なものが大きいので客観的評価と一致しないことも多い。
    1)ボディイメージの障害
    ボディイメージを構成する3要素のバランスが崩れたり,どれか一つでも変調をきたすとボディイメージの障害が起こる。
    この原因はさまざまであるが,いずれも外観上の変化・身体機...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。