459 初等教育原理Ⅰ・Ⅱ 2単位目

閲覧数1,155
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    1.エリクソンの心理社会的危機について説明し、さらに児童期までの危機の段階を説明せよ。

    2.近年の教育改革の動向について、自分の関心のある動向の要点をまとめ、見解を述べよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    初等教育原理Ⅰ・Ⅱ 459
    2単位目
    講評:1.2ともに適切に構成されたレポートです。
        特に1については、エリクソンの説を定義した上で、各段階の危機をよくまとめて
    います。
    エリクソンの心理社会的危機について説明し、さらに児童期までの危機の段階を説明せよ。
    エリクソンは、自我の形成過程に影響を与える葛藤の状況を「心理社会的危機」とよび、発達過程に乗り越えるべきいくつかの危機があることを明らかにした。
     心理社会的危機は、①乳児期(0歳)、②幼児前期(1、2歳)、③幼児後期(3~5歳)、④学童期(6~11歳)、⑤青年前期、⑥青年後期の6段階に分類される。各段階では、新しい社会的な状況によって新たな危機がもたらされる。
    乳児期における心理社会的危機は、「信頼対不信」である。乳児期では養育担当者(主として母親)からの愛情深い養育を受けることによって、安定した愛着を獲得し、基本的信頼感が形成する。それによって、自他への不信感を克服し、自分を取り巻く環境に積極的に働きかけ、次々と新しい経験をしていくための基礎となる。一方、自他への不信感が克服されないと、環境への働きかけが制限され、それ以...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。