日本大学通信教育部 英米事情Ⅱ

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    資料紹介

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    =課題1=
    【Public Holidays】
     イギリスにはBank Holidaysと呼ばれる休日がある。これは1871年にロンドンのシティで働く銀行員のために与えられた休日が元になっている。日本との違いは、この休日には記念日といった意味はないところにある。根拠となる法令は「銀行および金融取引法」であり、労働者のための休みである。
     また、イギリスには階級制度の影響によって生まれた「ボクシングデー」がある。「ボクシングデー」の由来には、「教会が、貧しい人たちのために集めた寄付金が入った鍵付の箱(Box)をこの日に開けて、人々に分け与えた」「商人クラス(中流階級)が、使用人に食べ物を箱に入れて労いのために渡した」「領主が自分の屋敷や領地で働く労働者家族を招いて、労いのためにプレゼントを渡した」など様々である。
    いずれにしても富める者が貧しい者に、クリスマスの翌日に、見返りを求めずに施す点が共通している。クリスマスは中産階級以上の祝日であり、労働者階級のために別の祝日を設けるところに、今も続く階級意識がはっきりと表れている。
    【Sports and Pastime】
    19世紀、パブリッ...

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