老年看護試験対策
WHOの定義では65歳以上を老年期という。
わが国での国政調査の老年人口対象者は65歳以上である。
日本の人口ピラミッドをみると、昔はごく少数であった高齢者が2006(平成18)
年には人口の20.8%までになり、その分布がつり鐘型からピラミッド型に移行している。
高齢人口の比率が7%を超えると高齢化社会という。
高齢者人口の比率が14%を超えると高齢社会という。
一般的には、15歳未満を年少人口、65歳以上の人口を老年人口という。
老年後期とは75歳以上をいう。
高齢化のスピードは、先進国の中では日本が最も高い。
入院受療率のうち最も高いのは循環器系である。
外来受療率で循環器系、筋骨格系および結合組織の疾患(関節症、骨粗鬆症)が目立
つのが特徴である。
老年後期になると病気にかかる割合が高くなる。それは老年後期お人口率が高くなる
ことによって、寝たきり高齢者や認知症高齢者など、介護が必要な高齢者が非常に増加している。
わが国の高齢者介護は家族への依存度が高い。主介護者の75%が女性で年齢的にも
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