「外国語と日本語の助数詞の使用を比較させ、日本の表記の特色を考えさせる」

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    資料紹介

    はじめに
     日本の文化を学ぶことの一つに、「助数詞」というものがある。この助数詞というものは名詞の一つであり、高校の現代文の分野で取り扱う内容となっている。この助数詞は他の国ではほとんど見られない表記であり、授業の導入などにも利用できる授業ではないかと考える。
    助数詞とは
     名詞の一種、数量を表したり、数によって順序を表したりする語である「数詞」に含まれる品詞である。例えば「一本」という単語であれば「一」が「本数詞」、「本」が「助数詞」となる。ものの測定をするために基準として用いる「単位」とは異なり、測定やそのための単位とは別系統のことばなのである。
    外国語との比較
     知っての通り、英語にはこのような助数詞というものは見られない。しかし、数詞というものは存在し、文法的には言語によって名詞に含まれたり形容詞に含まれたりすることがあり、また同じ言語の数詞が一部は名詞的曲用をし、他は形容詞的曲用をすることもあるが、数を表す点でまとまりがあるのと、一般にそれらを構成する要素を列挙してその結合のしかたを説明することができる点などから、いずれの言語についても一つの品詞として取り扱われる習慣がある。数詞その機能によって、必要に応じて、基数詞、序数詞(順序数詞)、配分数詞、倍数詞、分数詞(部分数詞)、集合数詞、不定数詞などの区別がなされる。

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    「外国語と日本語の助数詞の使用を比較させ、日本の表記の特色を考えさせる」
    はじめに
    日本の文化を学ぶことの一つに、「助数詞」というものがある。この助数詞というものは名詞の一つであり、高校の現代文の分野で取り扱う内容となっている。この助数詞は他の国ではほとんど見られない表記であり、授業の導入などにも利用できる授業ではないかと考える。
    助数詞とは
    名詞の一種、数量を表したり、数によって順序を表したりする語である「数詞」に含まれる品詞である。例えば「一本」という単語であれば「一」が「本数詞」、「本」が「助数詞」となる。ものの測定をするために基準として用いる「単位」とは異なり、測定やそのための単位とは別系統のことばなのである。
    主要な助数詞一覧
    衣・住生活 糸
    衣類



    綿
    テント

    店舗
    墓 掛・筋・把
    重(かさね)・着・点
    条・筋


    包・梱(こり)
    張・垂
    軒・戸・棟

    基 乗り物 車

    自転車 台・輌
    隻・艘・杯
    台 道具 桶


    剃刀

    タンス・旗
    扇子


    包丁

    提灯
    刀 荷(か)


    口(く)・丁

    棹(さお)
    本・握(あく)
    膳・揃
    管・茎...

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