〜問題を解決するとは〜
問題解決者が実際の問題に直面したときにどのような過程を経るのかについてはいくつかの説が出されている。J. デューイは探究の6段階説として問題解決の論理を述べている。ここでいう探究とは,不確定な状況を確定した状況に変えることで,主観的には疑いから確信にいたる過程である。その6段階を要約すると,以下のようになる。
(1)問題状況 探究をひきおこす先行条件としての不確定な状況。
(2)問題設定 問題(不確定な状況)をはっきりさせる段階。
(3)問題解決の決定=仮説 可能な解決が示唆され,解決のプランを決定する段階。
(4)推論 仮説に含まれる観念の意味内容を,観念相互の関係において検討する段階。
(5)実験 仮説を推論の帰結にしたがって実行にうつす段階。
(6)保証づきの言明。仮説の推論が正しかったか否かの考察。
問題解決学習と課題学習
~問題を解決するとは~
問題解決者が実際の問題に直面したときにどのような過程を経るのかについてはいくつかの説が出されている。J. デューイは探究の6段階説として問題解決の論理を述べている。ここでいう探究とは,不確定な状況を確定した状況に変えることで,主観的には疑いから確信にいたる過程である。その6段階を要約すると,以下のようになる。
(1)問題状況 探究をひきおこす先行条件としての不確定な状況。
(2)問題設定 問題(不確定な状況)をはっきりさせる段階。
(3)問題解決の決定=仮説 可能な解決が示唆され,解決のプランを決定する段階。
(4)推論 仮説に含まれる観念の意味内容を,観念相互の関係において検討する段階。
(5)実験 仮説を推論の帰結にしたがって実行にうつす段階。
(6)保証づきの言明。仮説の推論が正しかったか否かの考察。
この過程の妥当性や,各ステップの重要性は,問題の種類や,解決者の知的発達の水準の違いによっても異なるであろうが,典型的な問題解決事態での一般的な解決過程として受け入れられよう。
~問題解決的授業とはどの様なものなのか~
では以上...