外国法概論-01

閲覧数3,510
ダウンロード数30
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    外国法概論 B02A 第1課題
    判例法主義と先例拘束性の原理との関係について論じなさい。ただし、レポートは次の項目立てでまとめなさい。
    判例法主義とはなにか
    先例拘束性の原理とはなにか
    先例拘束性の原理の確立
    先例拘束性の原理のもとでの法の発展
    1966年の貴族院声明
    判例法主義(case law system )とはなにか
    その定義としては、具体的事件における裁判所の判決に法的拘束力を認め、それを第1次的な法源とする法体制のことを言う。判例法主義は、英米法律家のものの考え方と強い相関がある。大陸法系の諸国の法律家の間では、一般原理からの演繹の形でものを考える傾向が強いのに対して、英米では、事実関係を詳細に分析し、それが判例その他従来の方の前提としている事実関係と重要な点で相違あるのか、意味の相違があるのかなどを検討し、相違点があれば、法的効果も異なるべきか否かなどcase by caseのアプローチがなされる事が多いと言える。しかし、実際には英米法系の諸国においても、重要な、独立した法源として制定法が存在している。判例法主義のもとでは、法源は判例法と制定法との2元的構造を採っている。...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。