2010憲法第1課題

閲覧数2,047
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1課題「いわゆる特殊の法律関係における基本権保障について、判例の立場を紹介し、これを論ぜよ。」
     日本国民(以下、「国民」とする。)は憲法第三章により、様々な権利を保障されている。しかし、国民であれば誰にでも権利の保障が与えられるものではない。憲法上において、国民は「一般的権力関係にある者」と「特別権力関係にある者」とに分けられる。一般的権力関係とは、一般の者(一般市民)との関係であるので、本テーマである「いわゆる特殊の法律関係」にある者とはいえない。そのため、本レポートでは「いわゆる特殊の法律関係」にある、「特別権力関係」にある者について見ていきたい。特別権力関係にある者とは、例えば、在監者や公務員のことを指す。本レポートは「そういった特殊な法律関係にある者に憲法上の基本権が保障されるのかを、判例の立場を紹介し、論ぜよ」という意味であると解釈して、論を展開していきたいと思う。
    「特別権力関係」において、構成員は基本権保障が相対化される。それは、「特別権力関係にある者は包括的な支配権に従属する」(2009年度夏期スクーリング はじめに「憲法」を学ぶにあたって p.7)のであって、「特...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。