教育に対する問題は学校自体に存在するわけではない。学校を取り巻く環境によって存在すると思う。社会環境によって生まれてきている問題が学校に問題を持ってくるのであって、学校に問題責任を押し付ける今の世論の考えは適当でない。実際に学校ではどのような問題が起きているのか。「体罰」「暴力」「いじめ」「不登校」「学力の低下」「学級崩壊」「問題教師」「ゆとり教育」などあげられる。そして、その結果、今の保護者や国民が学校に対する信頼を失っている。これらの問題は今に始まったかというと、学校についての問題は昔でもあった。いまになって教育について熱心になっているのはなぜか。格差が日本にも出てきているといわれるがそれでも子供が学校に通うことはできる。教育のためなら保護者はお金を惜しまないだろう。日本社会がある程度、安定期に入ったために教育に余裕を見ることが出てきたことが先金の教育問題についてマスコミにも取り上げられ注目されるようになったからだろう。
今、学校で起きている問題は学校が解決をしなければならない問題であるのか。例えば、自殺した子供から「いじめ」が出てきた。こういった問題は学校の責任になるのか。今...