溶解度の温度依存性

閲覧数10,384
ダウンロード数19
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    目的
    安息香酸の溶解度をいくつか異なる温度で測定して、飽和溶液の微分溶解度を計算し、熱関数の取り扱いを理解する。
    原理 (1-a , (1-b , (2-a
    安息香酸:C7H6O2、(M=122.12)
    写真2-1  安息香酸(固体)
    シュウ酸二水和物:(COOH)2・2H2O、(M=126.04)
    シュウ酸の調製:約0.05 Mのシュウ酸標準溶液100 ml (=0.1 L)を調製するには、シュウ酸二水和物のモル質量がM=126.04 であるので、
    0.05 (M)*0.1 (L)*126.04 (g/mol)=0.6302 (g) (原理2-1)
    よってシュウ酸二水和物 約0.6302 gを100 mlのメスフラスコにイオン交換水とともにいれればできる。
    この実験では安息香酸の溶解度が大きく関わってくる。各温度の安息香酸の溶解度変化の値を下の表に記す。
    表6-1 安息香酸の溶解度
    器具と試薬
    恒温水槽(20 ℃、30 ℃、40 ℃ の3つ) ゴム栓つき100 ml 三角フラスコ4個 氷浴(0 ℃) フィルター(4個)(表3-1参照) 100 ℃ 温度計 安息香酸(M=122.12)...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。