児童心理学 2単位目

閲覧数2,030
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    2単位目
    1、幼児期における生活習慣の形成について説明し、その発達的意義について述べなさい。
     幼児期には、主に運動能力の発達に応じて基本的生活習慣のしつけが始まる。生活習慣の具体的な例として、食事、睡眠、排泄、着脱衣、清潔などが挙げられ、毎日の生活の中で規則的に繰り返される行動型をいう。また、近年の車社会では、交通安全の習慣も基本的生活習慣と考えられ、幼児期から事故を回避する行動型を習慣として形成する必要がある。
     最初に、生活習慣の形成にはいくつかの条件がある。1つ目が、習慣形成の時期である。つまり、幼児の運動能力の発達水準にあわせたしつけである。子どもに、ある運動能力が芽生え、自発的にその能力を使おうとする時に適切なしつけを行うことが重要である。2つ目が、行動形成である。習慣的行動に含まれる1つ1つの行動を習得させ、それを順序づける作業が生活習慣の形成には必要である。3つ目が、過剰学習である。一定の行動がある程度できるようになってから、さらに繰り返し練習を行うことで、その行動が自発的・無意識的にできるようになる。4つ目が子どもへの承認・サポートである。習慣形成の過程では、子どもは...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。