読書ノート、エッセイ2

閲覧数1,190
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    タグ

    英語宗教戦争人間思想言葉コンピュータ集団自然進化

    代表キーワード

    読書

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    神さまってなに?(14歳の世渡り術) 2009年09月09日 森 達也 宗教は戦争や虐殺ととても相性がいい。原因になるときもあるし、燃料として利用されるときもある。 簡単に言ってしまうとそういうことだ。その結果として時として、宗教の内側にいる人たちにとっては当たり前の行為が、宗教の外側にいる人たちにとっては、とても迷惑で非常識な行為になってしまうことがある。 有史以前から現在に至るまで、人類は多くの戦争や虐殺を続けてきた。そして戦争や虐殺の多くに、宗教はとても密接に関係している。 「宗教」とはそもそもが仏教の言葉だ。「宗」の意味は、根本的な真理を知ることによって到達する究極の境地。だから宗教の意味は根本的な真理に至るための教え。英語ではレリジョン(religion)。re(再び)とligion(結びつける)がひとつになった言葉。つまり英語における宗教には、「離れているものを結びつける」という意味があるようだ。この語源であるラテン語のレリギオ(religio)には、超自然的な存在に対する畏怖(畏れ敬う心)などの意味もある。だから宗教のもうひとつの定義は、こんなふうになる。 超自然的なもの...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。