社会環境と発達病理について述べよ

閲覧数1,806
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    8ページ。
    社会病理について。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「社会環境と発達病理について述べよ」
    私達人間は社会的動物であり、生まれてから死ぬまでの過程において、家庭・教育現場・会社・などの様々な環境に関わる。言い換えるならば、人間は、障害を通して他者との関わりの中で生活し、成長・発達しているということができる。発達には先天性の気質が関わってくるが、社会的環境といった後天的要素も大きく関わってくる。
    人間が発達を繰り返していく過程において、個人に対して「不適切な社会的環境」が生来あるべき発達を阻害する可能性がある。このことによって現れる不適応、非社会的行為を発達病理と考えることができる。以下からは、今日において発達病理として捉えられる現象について述べていく。
    まず挙げられるのは不登校(登校拒否)である。原因は、各人様々であるが、多くの場合、学校・家庭・本人にそれぞれ原因があり、相乗的にはたらくことが多い。学校側で考えられる原因としては、第1に教師と生徒の人間的なつながりが希薄化し、そこで身につくはずの社会性が得られないことである。これは、教師が生徒の成績向上を重点的に求められるため、生徒との良い関係構築に時間を割けないことに起因している。第2に...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。