国文法①

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    中世万葉集表現理解意味形容詞構造

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    国文法万葉集

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    連用修飾とは、用言である動詞・形容詞・形容動詞を修飾し、動作・状態などを説明・限定して表現する働きである。そして、連用修飾する品詞は、副詞・形容詞の連用形・形容動詞の連用形・動詞の連用形・数量詞などに加え、名詞+格助詞の形式で連用修飾する。例えば「早足で歩く」という文は「早速」という名詞+「で」という格助詞が各形式となり、「歩く」という動詞を連用修飾している。
    この連用修飾には四つの基本的な型があり、例文を基に述べていく。まずは、述語の用言を修飾する場合である。「ゆっくり静かに歩く」という文は「ゆっくり」と「静かに」がそれぞれ述語の「歩く」という動詞を修飾している。次は、すでに連用修飾している用言をさらに修飾する場合である。「とてもゆっくり歩く」がそれであり「とても」が、すでに「歩く」を修飾している「ゆっくり」をさらに修飾している。三つ目は連用修飾+述語全体を修飾する場合である。「一所懸命静かに歩く」の「一所懸命」は述語である「静かに歩く」全体を修飾している。最後は、連体修飾をしている用言をさらに修飾する場合である。「とても静かな歩き方」の「静かな歩き方」は連体修飾であり、「とても」が...

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