不活性触媒同士の混合における反応性 評価:優

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    資料紹介

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    無機・物理化学実験
    Ⅱ 不活性触媒同士の混合における反応性
    ※計算結果等の有効数字は原則四桁として表記する。ただし、得られた実験データ等が四桁未満である場合はそのままの桁数で表記するものとする。
    Ⅰ、諸論
    【テーマ】不活性触媒同士の混合における反応性
    鉄錆びとして身の回りに多く存在しているFe2O3は融点が1566℃と非常に高く、触媒としては不向きな物質である。レアメタルなどを使用せず、Fe2O3のように、ありふれて存在している物質が、高活性な触媒として活用できたならば、飛躍的な工業発展につながるものだと考える。ゆえに、このような物質の活性を高めることは可能なのかどうかを検討すべく今回の実験を行った。

    Fe2O3と同じく金属酸化物(触媒に不向きとされるもの、安定度の高いもの)を使用し、これらをモル比1:1で混合させ、1000℃で加熱させることにより、複合酸化物、あるいはそれ以外の物質を精製させる。条件をあわせる為に、Fe2O3のみと、触媒に不向きな酸化物をそれぞれ1000℃で加熱したものと併せ、これらと混合させたものの活性を比較し検討した。触媒の活性が減少した場合についても触れ、検討...

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