倫理学概論(後期)
イギリス経験論
ヒューム
人間は、社会的存在であり、社会的共存である。
人間の知覚は印象と観念の二つに分けられる。印象と観念には、それぞれ単純と複雑があり、全ての単純な観念は単純な印象から生まれるとした。
人間の本性は、感情であり、理性は、第二義てきなものであるとした。
感情には個人的なもの、社会的なものがあり、社会的な生活の中で、共感を得ることができるとした。
共感は、社会的利益と効用であり、道徳的判断、善悪に関わるものとした。
社会契約は強制力と統制力があるとした。
アダム・スミス
人間には利他心、利己心かあると考えた。人間は他人の視線を意識し、同感したり、同感を得られたりするよう行動するとした。同感という同類感情を基にし、他人である第三者を観察者とみなし、自分を行為者とみなして自己規制をかけるとした。社会的統合にも繋がり、自己規制は、神の見えざる手によるものであるとした。それにより、重商主義を批判した。
啓蒙主義
ルソー
独学で自分の思想を確立し、カトリックへの現実批判をした。
「自然に帰れ」という言葉を残し、自然状態というのは、自然権...