国語科学習指導案
授業者 寺澤哲
日時 平成 年6月中旬(未定)
対象 中学校2年(在籍数35名程度 クラス未定)
単元 表現を味わおう(東京書籍) 教材 『走れメロス』
単元目標
・本文の音読を通じて、朗読の楽しさを実感する(1言イ〈ア〉)
・登場人物の心情や表現の工夫を読み取る(Cイ・Cウ)
・目的に沿って話し合い自分の考えをひろげる(Aオ)
全体指導計画(5時間)
第1,2時 音読により全体を通読・場面ごとの音読
第3,4時 内容読解・全体構成や人物の心情を読み取る
第5時 シラーの詩との比較・表現や構成の工夫を探る(本時)
第6時 表現や構成の工夫に着目した感想文を書く
教材観
『走れメロス』は、格調高い漢語と和語が織り成す独特のリズムが秀逸で、朗読に最適の素材である。また表現や構成の工夫が随所にちりばめられており、非常に高い文学性を持っている。加えて内容面でも人間心理の深奥の葛藤を赤裸々に描き出しており道徳教育的な価値も高い。
生徒観
ほとんどの生徒は朝読書などの成果もあって、ある程度の読解力が身についている。しかし物語を受動的に読み取る段階に留まっており、主体...