特殊商品売買取引の内容を体系的に説明しなさい。参考文献有り
特殊商品売買取引とは、商品を渡すのと現金または現金同等物(売掛金や受取手形等)を受け取るのが同時ではない商品売買形態のことである。これに対して、商品と現金または現金同等物を同時に受け渡しする取引を一般商品売買と呼んでいる。決して商品自体が特殊ということではなく、販売形態が特殊であるということである。以下に特殊商品売買の例について仕訳例を交えて述べることにする。
①未着商品売買取引
未着品販売とは、商品が到着する前に貨物代表証券(貨物引換証)を、券の状態のまま転売する取引である。
仕訳例:かねて徳川商店から購入していた船荷証券260,000円を織田商店へ350,000円で売却し、代金は当店を受取...