閾と判断

閲覧数4,007
ダウンロード数27
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    皮膚感覚の鋭さについて調べる。触二点の間隔が広いほど二点だということを判断しやすくなると仮定する。また、掌と前腕を比べると掌のほうが感度がよくなっていることを確かめる。もしも掌のほうが感度が高いならば、閾値が前腕部よりも小さくなっているはずである。さらに基準を「確実に二点」にした場合でも「たぶん二点」にした場合ではd’は変わらないが、βは変わるということを確かめる。

     刺激にはスピアマン式触覚計を用い、二点の間隔の異なる5種類の触覚刺激と一点のみの刺激を用いた。二点の間隔は、9,7,5,3,0mmで、これらを前腕内側中央部と掌面中央部の2つの部位に呈示した。刺激は前腕内側中央部に9,7,5,3、0mm、掌面中央部には7,5,3,1,0mmと使い分けて与えた。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    閾と判断
    目的
     皮膚感覚の鋭さについて調べる。触二点の間隔が広いほど二点だということを判断しやすくなると仮定する。また、掌と前腕を比べると掌のほうが感度がよくなっていることを確かめる。もしも掌のほうが感度が高いならば、閾値が前腕部よりも小さくなっているはずである。さらに基準を「確実に二点」にした場合でも「たぶん二点」にした場合ではd’は変わらないが、βは変わるということを確かめる。
    方法:
     2004年6月16日、多目的講義室2にて開始し、その後数回に分けて行われた。被験者は大学生一人であった。装置はスピアマン式触覚計を使用した。
    刺激
      刺激にはスピアマン式触覚計を用い、二点の間隔の異なる5種類の触覚刺激と一点のみの刺激を用いた。二点の間隔は、9,7,5,3,0mmで、これらを前腕内側中央部と掌面中央部の2つの部位に呈示した。刺激は前腕内側中央部に9,7,5,3、0mm、掌面中央部には7,5,3,1,0mmと使い分けて与えた。
    手続き
     概要:触覚計を皮膚に当て、その刺激が二点であったか一点であったかを判断させた。これを25(試行)×5(ブロック)×2(部位)回行った。
    一試行の...

    コメント2件

    kingofpop 購入
    中々よくかけている。グラフもきちんとしているし、実験の問題点もしっかり挙げられている
    2005/11/29 21:42 (19年前)

    05034wdu 購入
    二点弁別閾についてのレポートの参考にしました。

    グラフがあり分かりやすかったけど、考察などの内容が少なく、簡素にまとめてあるのが残念です。
    2006/05/09 23:56 (18年6ヶ月前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。