財政学 分冊1

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    資料紹介

    政府の収入にはどのようなものがあるかを整理しなさい。また租税の特性についてのべ、租税原則論が時代とおもにどのように変化を遂げたのかについて①アダムスミス②ワグナー③マスグレイブの考え方を紹介しながらのべなさい

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    経済社会問題政策サービス労働政府方法変化原理

    代表キーワード

    財政学経済

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     政府のさまざまな活動は、民間部門では供給することができないために、政府によって供給されている。このような活動を行うためには、財・サービスの購入や労働力の確保が必要不可欠となる。政府は、民間部門からの資源の移転によって、これらの費用にあてる財源を調達しなければならない。
     財源(収入)の中で中心になるのが租税であり、これは強制的かつ直接的な便益を伴わない、政府による民間部門からの貨幣の移転である。納税は国民の義務として、教育ならびに勤労の義務と同様、憲法にも定められている。従って、租税は私達が社会の中で安心して生活をしていくための会費ともいえる。
     次に、政府は財政支出を賄うために、公債を発行することがある。不況時には公債の発行が景気刺激政策として有効である。しかしながら、強制的な租税とは違い、公債発行による財政支出の場合には負担感がないので、財政規模の拡大につながる財政錯覚を引き起こす恐れがある。また自発的に購入してもらうためには金利を高くしなければならない。
     また、政府が供給する公共財・サービスの利用者から徴収する料金・手数料がある。高速道路の料金などがその一例である。
     国有財...

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