聖徳大学 養護原理 第1課題第1設題

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    第1課題第1設題
     1947年制定、1997年改正の児童福祉法に規定される児童福祉施設は14種類ある。それぞれの施設が具体的に対象を定め、保護を要する児童を入所・通所させて、現代社会において機能が低下していると言われる家庭での養育を補完・代替し社会的養護の役割を果たしているのである。
      施設養護は様々な批判の対象となる一方で、社会構造が複雑化し家庭の絆が弱体化した現代社会においては、家庭養護が困難となったり、はじきだされたりした子供の受け皿となる重要な機能をもっている。特に入所施設においてはそこで生活する児童にとってすべての活動場面が人格形成の機会となる。児童自らが自立して社会の中で生きていく力を身につけるために援助することが施設のもつ重要な「生活指導・教育の機能」である。また施設にくる児童の多くはそれまでの生活の中で問題を抱えており、情緒不安定など精神的な問題を持つものも少なくない。したがって専門家が直接心理治療を行い、職員も心理面での援助のため技術・知識の獲得に努め、「心理治療的機能」を果たしている。現在の施設に改善が求められているのが、その閉鎖性である。閉鎖的で地域社会と隔絶さ...

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